今まで面倒くさいと思って
意図的に遠ざけていたものが、
作りたい気持ちが高まると
面倒くさくなくなることがよくある。
自分は基本的にものすごく面倒くさがりなので、
面倒くさいと思うものは
できるだけ避けて関わらないし、
むしろ逃げるように避ける。
長年吸ってたタバコをやめた時も
面倒くさいとひたすら思い込んだら
あっさりやめられたぐらい
自分にとって面倒くさいの効果は強い。
これまでやったことなかったものも
面倒くさいという思い込みが先行して
やる気がしなかったものがほとんどだが、
作ることへの好奇心が面倒くささを上回った瞬間、
意識ががらっと変わる。
好奇心から探求心が生まれ、
あれこれ調べていくことで手順を理解し
作業工程が頭の中にイメージできた時に、
作るスイッチがONになる。そこからは早い。
鎌倉に住んでから始めた様々なこと、
魚のさばき方、干物づくり、炊き込みご飯、
梅干しづくり、らっきょう漬け、紅生姜づくり、
注連縄作り、その他もろもろ制作も、
かつては全部面倒くさいと思って
避けていたことばかり。
そんな面倒なこと自分にはできない、と
本気で思っていた。
ただ単に、
作り方を知らなかっただけの問題で、
それで勝手に面倒くさいイメージを
膨らませていたんじゃないかと思うぐらい、
今では暮らしの中に普通にある。
そしてそれらは実は、
世の中の大勢の人がやっているような
作業だったりもする。
事実、自分にしかできないような
特別な作業はひとつもない。
無知は無駄な恐れを生む。
でも、知りたいと思うためのきっかけは
自分には必要だと思う。
チャレンジとか勝ち負けとかじゃなく、
気持ちが自然と一歩前に出てしまうもの。
なんてこと考えながら、
次なる面倒くさいことを
いくつか思い浮かべてみたり。
