舞台がつないだ縁
社会人になって2年目の春ごろ、
高校時代に演劇部だった同級生とその仲間たちが
地元の三重県四日市で立ち上げた劇団、「玉彩Ca劇団」。
その旗揚げ公演の広告物デザインを依頼された。
もちろん二つ返事で引き受けたら、
後日、分厚い台本が郵送されてきた。
初めて読む物語で、舞台で観たこともないから
台本を何度も何度も読み込んでは
表現すべき世界観の手がかりを探った。
デザインは舞台より先に完成する。
だから、本当にこの表現で良かったのかどうか、
仕上がった制作物を送った後も内心不安で
毎回、四日市まで公演を観に行った。
表現が間違ってなかったかどうかを
確かめたかった、というのが本心。
そんな関わりがが何年か続き、
やがて劇団の代替わりとともに、
自分も役目を終えることになったが、
当時の劇団仲間たちとの縁は
今も切れることなく続いていて、
当時制作した劇団のロゴマークも
今も変わらず使ってくれている。
玉彩Ca劇団






